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さいたま市「見沼田んぼ」で新規就農(就農4年目)。夫婦二人で有機農業してます。
by windvalleyfarm

新婚旅 in岩手

 季節はすっかり秋っぽくなりました。こんな涼しいとキャベツやブロッコリー、今年から力を入れようとしているロマネスコなどの苗ものが例年になく好調。今年は4回にも分けて蒔いています。

 先週のお盆中、私達は岩手へ行ってきました。考えてみると、二人で旅行なんて忙しくて結婚してからはもちろん、出会ってからもほとんどなかったなぁ…(1泊2日で那須へ行っただけか)。今回は半ば強行しての3泊4日の旅行で、妊娠8ヶ月、大きくなったお腹を抱えた愛子との新婚旅行でもある。

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 行き先は、早池峰山の麓にある小さな集落「タイマグラ」。

 「タイマグラ」はアイヌ語で「森の奥へと続く道」という意味だそうで、そこは本当に人里から遠く離れた森の中。日本で最後(昭和63年)に電気が通った村で、僅か6世帯が住んでいました。熊が出るのは当たり前!ということで、外に出るのも勇気が要り、終始ビクビク。キャンプ場に泊まるもトイレへ行けず、二人してドア越しに野に放つ始末(笑)。旅行しててこんな不自由な思いをしたのは初めてかも…。(だって、熊がいるから!)

森の中で夕食(自炊)           おいおい…a0100888_0153516.jpga0100888_0165987.jpga0100888_0262557.jpg







 ここへ来た目的。それは昔から変わらぬ生活をしていたあるおばあちゃんの家やおばあちゃんが過ごしていた風景や空気に触れたり、その周辺に住んでいる方々を訪ねて、暮らしぶりを聞いたり、お話しを聞くこと。ドキュメンタリー映画「タイマグラばあちゃん」を以前愛子が観て、今回行こう!となった。

 おばあちゃんはもう亡くなってしまったので、この映画を撮った澄川監督に、ばあちゃんの家や畑を案内していただき話を伺う。他にもこの地に魅かれ移住してきた方々にも出会い、今回泊まることになった渓雲荘の井上さん、フィールドノートのご夫婦、タイマグラばあちゃんの畑で有機農業をされている照屋さん、桶職人の奥畑さん…。芯のある素敵な方々ばかり。そしておばあちゃんのことを必ず話してくれる。まるで伝承している?ように。

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 ここへ来て思うこと。それは、こんな山奥の厳しい自然の中でも人は暮らしているということ。町中の暮らしや自分たちの暮らしと同じように、タイマグラの暮らしがあるということ。どちらも現実で、同じ時間の中に違う暮らしがあるという、当たり前のことだったように思います。エコとかリサイクルとか環境問題という言葉を使うのが気恥ずかしくなるくらい、ここでは自然体でした。そして表層的なことよりも大きな視点で「生きる」ということにおいて、何かでーんとした腰の据わったものを感じました。

 身体をよく動かすこと、人や動物や虫の命に隔てがないこと、自然のリズムの中で自然に生かされているということ。生きるために生きるということ。そんな当たり前でシンプルなこと…。

 澄川監督のタイマグラを舞台にした最新作「大きな家」が東京の「ポレポレ東中野」で11月に公開されるそうなので、興味がある方は見に行ってみては?私達も楽しみにしています!

 最終日は花巻へ!言わずと知れた宮沢賢治がイーハトーヴと呼んで愛した故郷。賢治作品が好きな私としては前からずっと行ってみたかったところ。文学、農学、地学、天文学、宗教、哲学、語学、音楽、芸術…と多才でありながら、教師を辞めてわざわざ農民の道を選び生涯を閉じた。雨ニモマケズ~はやはり心打たれるものがある。
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 今回新婚旅行を終え、僕も愛子も何か根本のところで同じ感覚(価値観)を持っていることに気づいたような気がします。風の谷農場の方向性、ゆっくりとゆっくりと変わっていくでしょう。

~われらに要るものは銀河を包む透明な意志 巨きな力と熱である~(農民芸術概論綱要より)

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by windvalleyfarm | 2009-08-18 22:00 | 日々のこと
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